近年、「呼吸」に関する理論やエクササイズの重要性が解明され始め、それに関する情報や研究データなども皆様勉強なされていると思います。

しかし、一般の方に関してはまだまだ

「呼吸」

に関する関心が低く、比較的地味なエクササイズである「呼吸エクササイズ」をお客様自身が内容を理解して実践しないと筋トレのような充実感・達成感を感じずらく、興味がなくなってくるので自主トレの宿題として出しても実践しない確率があがります。

そこで指導者としては

「「呼吸エクササイズ」を取り入れる必要性」

を簡単かつ分かりすくクライアント様に説明する能力が必要になると考えています。

そこで私はいつも以下の内容でお客様に説明するようにしています。

まず横隔膜は普段はドーム状の形状で肋骨の底部を「膜」として覆っていますが、構造は「筋肉」なので、「緊張」し収縮すると引き下げられ息を「吸う」ことが可能です。

反対に「弛緩」すると筋繊維が伸長し、肺の中の空気を押し出す事により「吐く」ことができます。
なので横隔膜は「筋肉」であり自分でコントロールする事が可能なので、他の筋肉同様、エクササイズすることにより「呼吸」の能力を上げることは可能なのです。

ではなぜ「呼吸」の能力を上げる必要性があるのか?

それは横隔膜は数ある呼吸筋の中でも一番メインとなる「主呼吸筋」であり、この機能が低下すると「体調」に大きな影響を与えてしまいます。

人間は呼吸によって大気からの酸素を取り込み、その酸素を体内の細胞に適切に送り届け、それと同時に体内で酸素を使った細胞から排出された二酸化炭素を体外に吐き出す調整をしています。

これが正常に行われないと酸素が多すぎたり、二酸化炭素が少なすぎたりという状態になり、体の恒常性の指標である体内の細胞の「ph」レベルに影響がでることにより、体内の状態が酸性やアルカリ性に偏り過ぎてしまうという細胞にとって快適でない状態を作り出してしまうことになってしまいます。

そうなると「体調」に影響し、体調が悪いと本来目的とするトレーニング効果も低下してしまうことになり、目標達成率も下がります。

そういった理由から、まずは「呼吸」をしっかり行えるように練習し、体内の細胞レベル、phレベルの安定を獲得する環境を作り出すために「呼吸エクササイズ」を取り入れるべきだと考えています。

「呼吸」は重要な運動指導のテーマの1つですが、一般の方には地味で分かりずらい部分でもありますので、指導者として内容と目的と意義をしっかり理解してお客様に伝えるようにしたいですね(^^)

(参考図書)
勝者の呼吸法
〜横隔膜の使い方をスーパーアスリートと赤ちゃんに学ぼう〜
(著者)
森本 貴義先生・大貫 崇先生

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