「(注)私のこの記事はあくまでも私が勉強し直している「基礎の見直し」をコンセプトに書いてある基礎レベルの情報です。最新・応用情報とは内容が異なることもありますのでその辺をご理解いただきお読みいただければ幸いです。」

通常フィットネスクラブにおいて、トレーニング指導を行う時の呼吸法の指導は

「重りを上げる時に吐いて、降ろす時に吸う」

と指導されていると思います。

これは息を止めてしまうことによる血圧上昇、心臓・血管系の循環器系への強いストレスを考慮しての指導となります。

もちろんこれは

「健康維持・増進」

という目的においてはとても大切な指導ポイントの一つです。

しかし、アスリート指導におけるトレーニング指導においては変わります。

アスリートは「最大挙上量を更新」させるためにトレーニングを行う場合があります。

最大挙上量を更新するようなトレーニングの時に呼吸を上記の健康維持・増進の呼吸法をしてしまうと出力が落ちてしまい、目的とする結果を得ることが難しくなります。

なので最大挙上量を更新するようなトレーニングの呼吸法は息を止めておこなう
「バルサルバ呼吸」

を使用します。

バルサルバ呼吸とはいきむ(息む)動作で呼吸が止まり、筋緊張が起こることで普段より筋力が発揮できる生理的な現象です。

イタリアの解剖学者、アントニオ・マリア・バルサルバさんが提唱したと言われています。

内容は

①大きく息を吸い、声門を閉じて息を吐きだせない状態を作る

②腹筋群に力を入れて息を吐き出そうと努力する

③腹腔内圧と胸腔内圧が高まる

④体幹は空気が入ったボールのように硬くなり曲げられにくくなる

⑤BIG3の種目において体幹を保持・固定しやすくなる

という恩恵を得ることができます。

このような呼吸の技術を取り入れることにより、より強い筋力の獲得が可能となるので、正しいバルサルバ呼吸の理解は指導者には大切だと考えております。

もちろん、この呼吸法はリスクも高くなるのでアスリートでもあくまで筋トレ上級者(BIG3で3桁の重量を扱えるレベル)の人以外はあまり多用しない方がよいと考えています。

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

© 2014 カラダ動画情報局

特定商取引法に基づく表示 会社概要