「(注)私のこの記事はあくまでも私が勉強し直している「基礎の見直し」をコンセプトに書いてある基礎レベルの情報です。最新・応用情報とは内容が異なることもありますのでその辺をご理解いただきお読みいただければ幸いです。」

高齢者の方の指導依頼の中で

「膝の調子が悪く、膝が伸びきらないのでなんとかしたい」

という依頼を皆様も受けることが多いと思います。

その時の評価の対象となる疾患の一つが

「膝伸展機能障害「Extension Lag」」

です。

これは膝関節伸展運動を行う際、膝関節中間可動域の伸展筋力は比較的保たれ、他動的には完全伸展可能だが、自動的には最終伸展域での伸展が不十分である現象です。

原因として考えられるのが

1.大腿四頭筋筋力低下(短縮位での収縮不全・内側広筋収縮不全)
2.拮抗筋であるハムストリングの収縮または短縮
3.腫脹・水腫による神経生理学的抑制(伸展域の方が関節の圧が高まり、大腿四頭筋に抑制をかける)
4.痛み(反射性の抑制)
5.筋原線維等の廃用性変化ー筋線維異常(筋原線維の変性、サルコメアの短縮)説
6.縫工筋と大腿筋膜張筋の過活動
7.パテラの可動性
8.関節受容器よりのフイードバックの変化
9.筋の並列弾性要素あるいは、筋腱移行部、膝蓋靱帯等結合織異常説
10.神経生理学的な運動制御不均衡説

などがあります。

これらの原因を考慮して運動療法のメニューを構築していくと比較的解決しやすくなりますので押さえておきたい知識だと考えております。(^^)

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